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ベトナム

果物の王様ドリアン激臭!!トラウマメモリーinホーチミン

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10年前、出張でホーチミンに2週間滞在しました。

在住の友人が定宿にしていたホステルを紹介してくれ、ずいぶんとアットホームな家族経営の宿だったのでとても優しくもてなしてもらいました。

「家族だと思ってなんでも言ってちょうだい!」と女将さんや娘さんたちが言ってくれて滞在中は結構みなさんのご厚意に甘えておりました。

 

その日は午前中のみの勤務で帰宅しました。

お昼ご飯を食べに行こうかな、と思っていたところ、宿の女将さんから「大きな部屋が空いたけどそっちに移る?」と聞かれたので滞在日数も残ってるし移ることに。

荷物を移動してから、迎えに来た友人とお昼を食べに行きました。

 

そのあとあちこちバイクで観光した後に飲みに行き、結局帰ったのは夜の23時でした。

部屋を開けると、なんだか異様な臭いが。初めはシャワー室の下水かな、と思い、シャワーを浴びがてら水を大量に流しました。

ところが、臭いは一向に消えません。なんとなく、シャワー室の外、つまりベッドルーム全体が臭うのです。

 

寝てしまおう、と思っても臭いで起きてしまいます。

なんだかもやもやしているうちに喉が乾いたので冷蔵庫からミネラルウォーターを出そうと思った途端、臭気が冷蔵庫から もわーっと広がり、中に入っていたのは、巨大なドリアンでした。

果物の王様ドリアン、話には聞いていましたがこんなに臭いとは思いませんでした。

 

冷蔵庫の蓋を閉め、女将さんが起きるまでマスクをして布団をかぶって寝ました。
階下から物音がしたので、ドリアンをなんとか抱え、持って行きました。

「すごく臭くて眠れなかったよ」というと、ニヤニヤしながら「ごめんね」と笑ってドリアンを受け取る女将さん。窓を開けても臭いがこもっている部屋にはもういられないので早朝に出勤してその話をしました。

同僚は皆大笑い。

「来週の飲み会に一個持っていくわー」とかいう人まで出る始末。

 

 

仕事を終えて夕方戻ると、宿の応接間ではなんだか大宴会の真っ最中でした。

ちょうど来た友人に何事かと聞くと、女将さんの叔母さん、ここの大女将の誕生日パーティーをしている、とのこと。

お酒を酌み交わして楽しげなところに、どこからともなくふと漂う記憶にまだ新しい臭い。

 

なんと、ぞろぞろと家族がドリアンを手に取り応接間に。計8個。

一斉に割ってみんなで美味しそうに食べ始めました。次第にドリアン臭が外にも届き始めたので慌てて友人に頼んで出かけました。

友人に昨晩のことを話すと、

「ああ、女将さんから聞いたよ!ドリアン8個買ったら冷蔵庫に入らなくなっちゃったんであなたの部屋の冷蔵庫借りたんだって!」

 

私の部屋は、そこの長女の部屋で、普段は従業員の休憩所にしているんだそうです。

 

しかし、ドリアンを入れたのはその部屋だけでなく、別の人の部屋の冷蔵庫にも数個入れたんだそうです。他の人たちは眠れたのでしょうか。夕飯を食べて友人と宿に戻るとちょうど大女将が家に帰るところでした。

お誕生日のお祝いの挨拶をすると、「昨晩は大変だったそうね。ごめんなさいね。」と言われてバッグから財布を取り出し私におこずかいをくれました。

あまりにもアットホームすぎるエピソードでした。

 

未だにドリアン、と聞くとなんとなく鼻の奥にあの時の臭いが蘇ります。

もちろんまだドリアンを食べたことはありません。これからも、たぶん。

(50歳 女性)

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