1.島
アメリカ本土までは、なかなか行きにくい。
けれども、バカンスやホリデーの代名詞ハワイ!なら、何度でもまた行きたい!と思ったものだ。
常夏のあの太陽とうみとそれから旅先ならではの贅沢は忘れ難い思い出だ。
最近のハワイ旅行では、ホノルルに滞在し続けたのだが、遡ること十数年、マウイ島に旅した時の思い出は鮮烈だ。
まだ、家族が皆元気で健在だった。
夏休みをハワイで過ごそうとあれやこれやとワイワイ相談した。
オアフ島ばかりではつまらないから、マウイ島まで行ってみよう!という話になった。自然が豊かなマウイ島にて自然の素晴らしさを堪能した。
2.ハレアカラ
ハレアカラという台地に登った。砂丘が如き土の盛り上がる様を見てどうやら、一生を棒に振った日本人がいたのだろう。
日本で地震が起きるたびに話題に上るのがこのハレアカラの絶景の話だ。
美しい自然に圧倒されしばし時間を忘れたものだ。癒されるような自然の豊かさがマウイ島ならではのものだった。
ハレアカラでその時、ガイドに聞いた話では、スタンリー・キューブリック作の2,001年宇宙の旅のロケ現場だと聞いた。
何か異次元のような豊かな自然に圧倒されたものだ。
3.アクティビティ
小さな船で更に離島を目指した。マリンスポーツのアクティビティに参加するためだ。
船に乗って島に着くと黒い犬が尻尾を振っていた。小さくて可愛い!と思い、しばし時間を忘れ犬と遊んでいた。
旅先で出会う動物というのは、何かと心に残るものです。
外国ということでか、男には警戒しているが、動物となるとそんな警戒心を抱かずに済み楽しい!という話だった。
おしなべて、動物の話、尻尾があるに違いないという話には、気をつけたいものです。
どこで暴走して詐欺になり、どこですっ転んでしまうかわかったものではありません。
結局、ウィンドサーフィンをしました。風を帆に孕む時の感じや海の上を滑る爽快は、気持ちの良いものです。
あまり遠くまで行けないようになっており、その日だけのアクティビティという感じで楽しみました。
本格的ではありませんが、楽しい!と思いました。海はどこまでも青く、空は晴れ渡っていました。
日に焼けることを、今ほど気にしていませんでした。
今や日焼けは大敵!それこそが悪!!と言って恐ろしいバッシングの根元になっていますが、マウイ島に旅行に行った時は何かフラダンスの自然信仰ではありませんが、日の光を浴びて元気になるのではないか?何かいい影響なのではないか?と信じられていたのですよ。随分と変わりましたね。
日焼け対策が問題というのはほんの一部なのでしょうね。マウイ島の自然というものを進行してフラダンスを踊るクムという話は旅行から帰ってきてから聞きました。ただ、踊るのではなく、神や自然を信仰して踊るからこそいいものなのではないか、そんなはなしでした。
自然信仰については話ばかりで、通っているスポーツクラブのフラダンスのクラスには時々参加します。
独特のハワイアンの音楽とフラダンス。どんなすカートを選ぶかレイはどの花にするのか、随分揉めました。
結局、ピンクの花柄のスカートにチューベローズのレイを購入しました。レイは、白い花とは決まっていないのですが、なにゆえか白いチューベローズを購入しました。
気にいっています。
4.ホテルの朝食
プールサイドのレストランでの朝食は楽しみでしたね。
フラミンゴがほんのり頬を染めるかのように佇んでいて、野生が調和した感じが素晴らしいものだと思いました。豊かさというのが日本とは数段上だと思いました。
束の間の贅沢という感じで家族も楽しそうでした。
楽しい!というのが何よりですね、今では両親が他界し家族が揃うことはありませんが、いい思い出です。
(50代 男性)