私はミャンマーで一人旅をしたことがあります。何故ミャンマーか?それは政治の変化の著しい国、また経済成長の目覚ましい国。
そんな国でありながら、ミャンマー人は仏教信仰に厚く、本当に穏やかでいいと聞いたことがあるからです。
経済成長が著しい国というのは、今見ておかないと見れない物ってたくさんあると思ったのです。
成長してからの国と、成長する前の素朴でのどかな国って全然違うだろうと思ったので、ミャンマーを選んで旅行をしました。
そんなミャンマーで行ったところは、ヤンゴン、そしてバゴー、インレー湖、ポッパ山です。
どこも田舎なんだけれど、とても刺激的。
毎日が楽しくて仕方ありませんでしたね。
そんなミャンマーではまずヤンゴンに到着しました。
地元のホテルにチェックインし、街歩きを開始。
言葉も全然わからないし、乗り物の乗り方もよくわからないので、ただただ街を歩いただけでしたが、ヤンゴンを歩いて思ったことは、あまり日本人だからといってジロジロ見られないということ。
そしてみんながのんびり過ごしているということ。あまりぼったくりがないなということでした。
確かにミャンマーは東南アジア圏で日本人と似たような感覚はありますね。私はどちらかというと肌は黒い方ですし、旅行の時には、現地で洋服を購入して着用することが多かったので、もしかすると街に溶け込んでいたのかもしれません。
そんなヤンゴンからパゴーに移動した手段はタクシー。日本人だからまたお金を使うようなタクシーを使って…と思われそうですが、乗り合いバスや電車でもパゴーに行くことはできます。
しかし少ない旅行期間で効率よくバゴーに行くにはやっぱりタクシーが一番よかったのです。
パゴーというところは、ゴールデンロックのあるところで有名です。これは落ちそうで落ちない岩があるところ。
基本的に男性しか触ることはできず、女性は拝むのみ。それでもこの石の神々しいところというのは何となく感じることが出来ました。衝撃的だったのは、ゴールデンロックのお土産屋さん。
もちろん民族系のお土産もたくさんあるけれど、動物の頭や何だか体から出ている油などが売っていましたね。
こんな物誰が買うの?と思いましたが、そのグロテスクさにちょっとびっくりしました。更に私が訪れたポッパ山は、岩山の上の寺院。想像以上に急だし、途中で上るのをやめてしまおうかと思ったくらいのところでした。
ちょうど水かけ祭りの前でもあり、ここでは何度も水をかけられましたね。やっぱり特殊なところにある寺院って、なんだか特別な力があるような気がしました。
単なる岩山登りと考えれば何の変哲もない旅ですが、そこに寺院があるとなれば、なんだか特別で凄いことを体験できた気になりましたね。
ミャンマーではトレッキングも経験。インレー湖に行くまでは、もちろん公共機関を利用していくことも可能ですが、私はトレッキングをしながらインレー湖を目指しました。
ミャンマー人は、一日で歩けるというその距離をわたしは2日もかかって歩いて到着。ミャンマーの山は赤土だし、服や靴はぼろぼろに。
もちろんガイドをつけてのトレッキングだったので、夜は交渉して地元の民家に宿泊したり、現地の食べ物を味わったり。なかなかツアーの旅行ではできない体験ばかりでとても楽しかったです。
インレー湖についたという喜びはありましたが、それよりもトレッキングで歩ききったという喜びの方が大きかったです。
ミャンマーはなかなか近いようで遠い国。なかなかいける機会もないかもしれません。
そんなミャンマーを味わうことのできた個人旅行はとても充実したものでした。
今度は、もっと経済成長して発展したミャンマーを見てみたいです。
(43歳 女性)