私は大学の卒業旅行でタイのバンコクとプーケット島に行ったことがあります。
大学のクラブの同級生たちと男だけの旅行でしたが、今でもこの旅行のことはいい思い出として残っています。
時期は3月で日本ではまだ肌寒い時期でしたが、タイは年中暑い国です。
タイではバンコクに2泊、プーケット島に3泊の予定でしたが、これは一緒に行くメンバーが旅行会社で手配してくれたものです。
まずタイの街を見た時の感想としては日本の有名な自動車メーカーの工場が多くあって、それだけを見れば結構発展しているのかな‽と感じさせられました。
ただタイの街中で走っている車はボロボロの車も多くて、日本では絶対に車検通らないようなレベルの車が平気で走行しているような国です。
バンコクでは印象に残っているのはまずは水上マーケットです。
タイでは川の上に住居がたくさんあり、それらの住宅にボートで小物などの商品を積んだボートが行商に来るのです。
こんな住居は洪水などがあればどうするのだろうか?と不安になりがらも、日本では経験できないような体験をさせてもらいました。
あとものすごい熱気だったのはムエタイ(タイ式ボクシング)を観戦に行った時です。
タイと言う国はギャンブルは国の法律で禁止されているのですが、このムエタイだけはギャンブルの対象となるためか、会場の盛り上がりはとてつもないものがあります。
日本で言えば競馬場のような感じでしょうか?
バンコクであと印象に残っているのはスネークファームという場所のことです。
文字通り蛇を見られる場所なのですが、蛇を首に巻いたりできたのはあまり体験できないことで楽しかったです。
バンコクではあとはツアーのメニューで寺院に行ったのですが、これは正直退屈であまり覚えていません。
バンコクという街は暑くて何の匂いか少し臭い街でした。
プーケット島ではかなりテンションが上がりました。
まず宿泊したホテルでウェルカムドリンクとしてトロピカルドリンクが出てきた時にはリゾート気分を存分に楽しむことができます。
プーケット島は青く澄んだ海でサンゴが見られて、バナナボートやパラセーリングなどを楽しむことができます。
私たちが行った時には健康的に日焼けした現地の方が流暢な日本語でもてなしてくれました。
プーケット島の街中で印象に残っているのはトゥクトゥクという小型のタクシーです。
私がプーケット島で一番思い出深いのはバンジージャンプをやったことです。
生れてはじめてバンジージャンプをしたのですが、50Mの高さから下に飛ぶときはさすがに怖くてすぐには行けませんでした。
50Mの高さから下を見て、「3,2,1、バンジー!」と言われてもなかなかすぐに飛び込めるものではありません。
それでも意を決して飛び込む瞬間は飛び降り自殺のような覚悟で死ぬのではないかと思えました。
ただ勢いよく下まで行ってしまうとあとは体に巻き付けてひもがブランブランしているだけでまったく怖くはありませんでした。
このバンジージャンプをするとその勇気をたたえて賞状をもらうことができます。
タイではこのプーケット島でのリゾートとバンジージャンプが楽しかったのですが、食事はあまり好きにはなれませんでした。
私は辛いものは好きなのですが、トムヤンクンなどは辛さよりもナンプラーの臭さで好きにはなれませんでした。
タイに行ってから1日目と2日目は何とか現地の料理を食べましたが、少しつらかったです。
これは周りの同級生たちも同じだったみたいで、3日目には日本料理の店に行きました。
この時の白米ときゅうりのキューちゃんのおいしさたるや感動ものであり、改めて自分が日本人であることを幸せに感じました。
タイではビールも日本のものがやっぱりおいしいです。
ホテルでは値段の安い現地でのビールやハイネケンなどもあるのですが、根がんが高くてもアサヒのスーパードライを飲んでいました。
このタイ旅行はとても楽しいものだったので行ったことがない方にはぜひともお勧めしたいです。
ただ年中日差しが強烈な国なので、皮膚は日焼けしすぎて色黒になって皮がめくれてくる点だけは注意点です。
観光よりもリゾートという方にはタイはお勧めできる国であります。
(22歳・男性)