オーストラリア

アボリジニにとって神聖なウルル(エアーズロック)

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2018年の2月にオーストラリアのウルル(エアーズロック)に行ってきました。

ウルルは原住民族アボリジニにとってとても神聖な場所。

そこで怪我人が出たら自分たちの普段の祈りが足りないのではないかと悲しい気持ちにさせてしまう事、また神聖な場所などで、観光客にずかずかと足を踏み入れてほしくないということで、来年からウルルの登山は禁止になることが決定しています。

 

今はまだ登山が許されてはいますが、上記の理由と、本当に強風や雨等、登山をするための環境が悪いと危険なため、年間70~80パーセントは登山口がアボリジニによって閉ざされています。

1カ月にするとおよそ3日間ほどしかウルルに登山するチャンスはありません。また登山口をあけるかどうかは当日にならないとわからないので、行ってみて登山口が開いていたらラッキー、開いていなかったら周辺を散策するだけで楽しんでくださいとツアー会社の人に言われて行ってきました。

 

当日は見事、登山口が開いていました。神聖な場所なので登ることはためらいましたが、わずかなチャンスしかないため登りました。ウルルの岩肌は大変ツルツルしており、靴にもう少ししっかりした滑り止めがついていないと不安な感じでした。

また傾斜がとてつもなく急で登るも地獄、降りるも地獄。といった感じでした。

山頂につれ、風が強くなり、登山者はみな前かがみになり四つん這いになってつるつるで傾斜の激しいウルルを上っていきました。登る前はウルルはとてもなだらかで登りやすそうに見えていたので、ガイドさんの、風で帽子が吹き飛ばされても、けして追わないでください足を滑らせて滑落した日本人が以前いらっしゃいます。

という話は適当に聞き流していましたが、なるほど確かにと実感しました。

 

とても怖かったですが、ウルルから眺めるオーストラリアの平原はとっても美しかったです。早朝に登ったのでまだ登り切らない朝日はまぶしく何もない広い大地を朝焼けのオレンジ色染め上げていました。

また少しむこうにウルルほど巨大な一枚岩がたたずんでいるのが見えました。ウルルとあの一枚岩は実は地下でつながっており同じ一枚岩だということは事前にガイドさんが教えてくださっていたので、感動もひとしおでした。

帰りは垂直な滑り台を300mの高さから下る・という感覚でしたので大変怖かったですが、怖さの中にもまだ見えるオーストラリアの広い台地はまだ新鮮に目に焼き付いています。

(32歳・女性)

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