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イタリアのローマでタクシーの運転手に5万円カツアゲされた

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20年ほど前に、イタリアはローマへ旅に出ました。一人で。

海外旅行自体は3回目でしたが、前の二回は友人と一緒に行っていました。

その頃、サッカーの中田選手がローマのチームに所属していたため、その試合を生で観戦してみたいことや、本場のスパゲッティを食べたいこと、ただ何となくそれらが理由でした。

 

格安航空券で飛び立ちました。何をどうすればよいかもわからなかったので、現金2万円をリラに両替して、なぜか日本円5万円分を現金で持っていきました。

スリなどに警戒して、持ち物や衣類のポケットなどに分散させていました。

今はそんなことしませんが、親の言いつけを守った感じです。ローマに到着していきなり海外初一人旅の洗礼を受けました。

 

飛行機内で「地球の歩き方」をぱらぱらとめくる中で「白タクに注意せよ」との記事があり、「白タクにつかまるなんて阿呆」と思っていました。

空港に降り立ち、電車乗り場を探してきょろきょろしていると「タクシーあるよ」とおっさんが近づいてきました。「お~いきなり白タク来たか、、、教科書通り」と感じながら、軽くあしらっていました。

ところがそのおっさんはしつこく付きまとい、「お前どこ行く?」と言ってきたので、「電車に乗るんだ」と答えました。

 

すると「電車はトラブルで止まっている」と。私がけげんな表情を浮かべると、おっさんはそばにいた警察官らしき2人組に「電車、止まってるよね?」と確認。

すると警官も「そうだ、もう電車では移動できない」と回答。

それを聞いて私はおっさんの後についていくことにしました。

車は空港を出て少し歩いた暗闇に止めてありました。(時刻は夜9時ごろ)見た目、明らかにタクシーではない普通の車。

荷物をトランクに入れるように言われましたが、もうかなりやばい状況にあることにようやく気付き始めていたため、断固拒否して、リュックを抱えて助手席に乗りました。

 

この後、助手席からドアが開けられない仕組みになっていることに気が付き、「はめられた」とあきらめの境地に。

当時、多少の英会話が出きたため、ホテルまでの道中約2時間弱、ひたすらサッカーの中田選手の話題で盛り上がり?ました。

ただ、猛烈なスピードで運転するため、緊張は解けず、終始ドキドキしたままで、宿泊先ホテルそばまで到着しました。「金を出せ」と始まりました。当然、料金メータなどないので幾らかわからず、「いくら?」と聞くと、「全部出せ」と。

仕方なく、財布に入れていた約7千円分のリラを放出。

 

ところが運転手は更に苛立った顔をして、「いやいやまだあるだろ、全部出せ」と言うので、空の財布を見せるも終わらず。

渋々「日本円ならある」と言って、最終的には、あちこちに隠していた一万円札を出し尽くして、5万円追加カツアゲとなったのでした。

いきなり、ある意味、良い経験をしたローマ一人旅でした。

(46歳、女)

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