海外旅行体験談の泉

経験者が語るリアルな実情

タイ

タイの水上交通チャオプラヤー・エクスプレスでのプチ悲劇

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子供が生まれる前、ふと思い立って主人とタイ旅行に出かけました。

飛行機から降りた時のもわっとした湿気のある空気だけでも、日本から出て、はるばる遠くへ来たのだなと実感したものです。

大学時代はよくバックパックを背負って、国内も海外も自由な旅行へ出かけていた私たちでしたが、就職し、結婚してからは、そんな旅から遠ざかっていたので、もわっとしたその熱気が懐かしいような気持ちでした。

 

列車に乗って、ファランポーン駅へ。その駅からほど近いホテルを予約していたのです。

しっかりとバックパックをお腹側に抱えて列車へ。

車内で、旅客のみんなとおしくらまんじゅうをしつつ眺めた窓の外には、その当時、線路に沿ってずっとずっとスラム街が続いていました。

線路のすぐそこに広がる小さな家々、列車が跳ね上げる石が飛んできてしまうのではないかと思うくらいの距離に、たくさんの人々の生活が広がっていました。

果たして使っているのか、使っているものではないのか、白いトイレの便器も見えました。

言葉にできないような、いろんな気持ちがどんどん胸に湧いてきたのを覚えています。

あのスラム街、20年経った今は、どのようになっているのでしょう。

 

ホテルに荷物を置いて、街を散策してみると、街のそこここに祭壇を見かけました。

どの祭壇にも花輪がかけられ、そこに住む人たちの信心深さが感じられました。

次にたくさん見かけたのは、野良犬たち。この野良犬たちはとっても賢かったのを覚えています。

タイの人たちは、信号のあるところで道を渡るというより、どんどん走る車のすきをついて、道を渡っているようでした。

私たちも郷に入っては郷に従え、勇気を出して、信号のないところで道を渡ったものでした。タイミングが取れず、困って横を見ると、真剣な目をした野良犬さんが一匹。

ちょこっと進んでは、ちょこっと戻り、進んでは戻るを繰り返し、ちゃんと道を渡り切っていたのです。賢い。

 

 

トゥクトゥクもたくさん見かけました。どんどん声をかけてきます。

「トゥクトゥク乗る?」日本語で。そのときは、一人で買い物をしていて、待ち合わせ場所で主人を待っていただけなのに、「乗る?乗る?」と誘うので、「主人と待ち合わせ。待っているだけだから、乗らない」と英語も交えて伝えると、「トゥクトゥク乗りながら待てばいいよ」。

ああ、なるほど、って、乗らないです。

さすが、商売上手です。

 

水上交通がありました。

チャオプラヤー・エクスプレスという乗り物。チャオプラヤー川をちょこちょこ止まりつつ行ったり来たりしてくれます。

上手に使うととっても便利なのです。小さなモーターボート風なので、ぴょんと飛び乗るのが難しそうでしたが、何回か利用していくうちに、上手に乗れるようになるものです。

 

でも、上手にできるようになったとき、油断は生まれます。

ちょっとした悲劇が起こりました。

まず主人が飛び乗り、私が続こうとした矢先、大きな体の白人観光客がひとり、慌ててボートを降りました。

降りる停留所だったのに気づかず、慌てて飛び降りたのでしょうか。同じタイミングで乗ろうとしていた私は、ぼよんと軽々はじかれて、地上に逆戻り。

慌てて乗ろうとしたのに、大きな体に隠れてしまって見えなかったのか、水上バスは無残にも私を置いて、出発してしまいました。タイで、主人とはぐれてしまうことに。

 

アユタヤに向かう列車も楽しかったのを覚えています。近くに住むお母さんたちが、列車の停留するほんの少しの時間に、列車に乗り込んできて、車内でおいしそうな食べ物を販売して、また降りていく姿をよく覚えています。

おいしそうだったのに、短い時間で買える自信がなくあきらめてしまったことを今も後悔しているくらいです。

あのときは、生まれていなかった子供たちは、今や私よりもずっと背が高くなりました。懐かしく思い出すタイへの旅です。

(49歳・女性)

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